腸内にすむ菌(腸内細菌)は、数百種類に分かれ、約100兆個いるといわれています。私たちの体の中には、腸内細菌と呼ばれる微生物が存在し、近年の進歩の発展によりその腸内細菌が人間の免疫機能に多く影響する事が分かりました。
カリフォルニア州の州立大学で微生物の新たな発見、可能性を求め研究していく中で、1999年、乳酸菌KE-99(正式名ラクトバチルス属カゼイ種KE-99株)を発見します。
発見から数多くの研究分析、何百回も及ぶ臨床実験から乳酸菌KE−99が体の健康に役立つ事がわかり特許を申請します。
乳酸菌は⾃然界に広く⽣息し、植物の表⾯、動物の体内、⾷品中に分布し約12属に分かれます。形態上から球菌と桿菌に分かれ桿菌は、ラクトバチルス属菌(Lactobacillus)、カルノバクテリウム属菌(Carnobacterium)、球菌は、ラクトコックス属菌(Lactococcus)、エンテロコックス属菌(Enterococcus)などが代表的な菌で、それぞれの菌によりその性質も異なり、同じ種類の菌でもその差は大きく異なります。
乳酸菌KE-99はラクトバチルス属菌(Lactobacillus)に属する菌で、優れた抗菌作用、コラーゲンへの優れた定着性、アンモニア成分の減少の特徴があります。
乳酸を生成し腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑え腸内環境を整えます。
悪玉菌を追い出しながら、抗菌物質が腸内の悪玉菌が住みにくい環境に整えます。
アミノ酸を生成し有害な物質であるアンモニアを解毒し尿と共に体の外に排泄します。
乳酸菌をどの様に生きたまま体内に届ける事がでるかなど、人の体と向き合い試行錯誤から生きたまま液体に詰め込む技術などを開発し更に特許を申請します。
培養委託していた工場が買収され、培養先を失う悲劇に見舞われながらも、2009年には、自社工場への道を歩みはじめます。
乳酸菌を薄い膜で覆う技術や、瞬時に冬眠させる技術など他にはない驚くべき革新が詰まった技術を誇ります。
世界でも数少ない乳酸菌の培養、分離、乾燥まで一貫製造できる自社工場にて、GMPをはじめとする国際基準の食品安全認証を取得し、食の「安全」と「高品質」を追求し、これまで培ってきたノウハウにより確かな製造クオリティを実現しました。